ホウエンじゃんけん アンコールノクタス

常守です。シングルバトルの仲間大会「ホウエンじゃんけん」に参加しました。ホウエン地方発のポケモンに焦点を当てたレギュレーションが設けられています。

サムネに違和感を覚えたあなた、何も間違っていません。

レギュレーション

・禁止伝説、幻は参加不可能

・準伝説は災いのポケモン(チオンジェン、パオジアン、ディンルー、イーユイ)のみ参加可能

・HOME解禁によって実装されたアローラ、ヒスイ地方のポケモンは参加可能

 

主催者の勘違いでハリーセンホウエン地方発のポケモンとして扱われます。広い水域を有するホウエン地方だから多分いるでしょ的な発想でしょうか。ちなみにハリーセンはRSEとリメイク版のORASともに野生出現しません。

構築経緯

まず指定の3体から選択することに。どう考えてもハリーセンのスペックがずば抜けていますが、やはりホウエン地方ポケモンと言い切るのは無理があるため不採用。

H252振りハリーセンをC特化リーフストームで確定1発、大抵のバクーダに先攻できてそれなりに補助技を押せるノクタスを採用しました。

残りのホウエン枠にはディンルーに打ち勝てて鋼テラスバレットパンチでハバタクカミも見れるハリテヤマと、ペリッパーによる雨展開を阻止するためコータスを採用。

せっかく晴れ展開に持ち込めるのでAブーストトドロクツキを採用し抜きエースとすることに。

環境にみがわり持ち(特にオニゴーリ)が多いためニンフィア、メガネ持ちが重いので無理やり耐えて返せるチョッキハラバリーを採用して構築完成としました。

個体詳細

ノクタス

145-121(-)-80-183(252+)-81-107(252)

相手がバクーダだろうが毒技持ってそうなハリーセンだろうが必ず先発します。素引きしたハリーセンの後続が起点を作る可能性があるためアンコールを採用しました。結果は大成功で再度繰出されるポケモンも大抵予想が付くため有利な交代戦を押し付けることができました。リーフストームで落とせないハリーセンもそれなりにいて、そのときはアタッカーを死に出しできるようサポートに徹しました。

ハリテヤマ

219-189(252+)-112(252)-x-81(4)-49(-)

S:最遅

ダブルの個体を流用しました。こんじょう発動後のはたきおとすがかなりの高火力で撃ち得では即押ししていました。反面インファイトを警戒されてあっさりとタイプ受けされることが多く、押せる機会が1度もありませんでした。火傷の定数ダメージも馬鹿にならないため中盤から展開するとすぐガス欠するのも気になりました。

コータス

177(252)-x-161(4)-150(252+)-90-22(-)

S:最遅

先発から出せない都合上だっしゅつボタンの不発を恐れ悩みに悩んだところ、まさかのねむカゴに辿り着きました。シングルだとすぐ削れて晴れ下での高火力が1発しか撃てない、みたいな展開を阻止できます。しかし環境にドラゴン(ほぼボーマンダ)が多くねむるを押そうが仕事はできないことが目立ちました。

トドロクツキ

181(4)-200(180+)-100(68)-x-122(4)-171(252)

A:HB特化ドオーに対してAブーストじしんでギリギリ確定2発が取れる実数値

技構成は文句なしの強さでした。対策したドオーには1度も遭遇しなかったためもう少し耐久に数値を回したかったなと思う場面はありました。環境のふいうち持ちを把握できておらず択勝負で負けました。

ニンフィア

187(132)-x-89(32)-178(252+)-162(92)-80

HB:A204カイリューの無テラスハチマキしんそく確定耐え

ルールの関係でフェアリータイプはほぼサーナイト1色でしたが前述の通りみがわり持ちに刺さりまくりました。前半6試合ほどまで炎テラスが一切機能せず水にしておけばと嘆いていましたが、先にドラゴンのテラス先を吐かせることで効果を発揮し始めました。ノクタス以外で最も選出したポケモンです。

ハラバリー

215(244)-x-125(108)-156(148+)-104(4)-66(4)

HB:A204カイリューのハチマキじしん最高乱数以外耐え

強力な霊特殊アタッカーやぼうふうを振り回す相手に繰り出しました。特性発動後の火力が飛び抜けて強かったためもっと耐久に回していいと思います。死に出しのポケモンによる地面テラスを誘発できるためマッドショットで誤魔化してから後続のニンフィアで刈り取る動きが強かったです。

戦績

8勝7敗 21位 レート1512.112

終わりに

私が初めて触れたポケモンのタイトルはエメラルドでホウエン地方には一際愛着があります。119番道路でヒンバス釣り、すてられぶねの部屋巡り、バトルフロンティア。当時の記憶が蘇ってきます。

この世代からポケモンバトルはより緻密なものになり、現在の対戦文化を支える要素が多く生まれました。特性とダブルバトルが最たる例だと思います。年々複雑化してついていけないプレイヤーも出てきつつありますが、出来る限り長くこのゲームを楽しみたいです。

 

 

TLでやりとりしている方の中にはGBAを触った経験のないトレーナーもいるみたいです。色々とショック。