居残り杯 やっぱりカプ・レヒレ

常守です。今回はガラル地方での仲間大会「居残り杯」に参加したレポートをまとめます。HOME連携後もパルデア地方に実装されていないポケモンたちが参加可能で、かなり特殊なメタゲームの発生が予想されます。

レギュレーション

ダイマックス可能なシングルバトル

・総合時間15分 持ち時間7分

・最大対戦数15戦

構築経緯

アローラ地方出身で1番好きなカプ・レヒレから構築がスタート。今大会はS種族値60〜85ぐらいのポケモンが多い点に着目して、予想外の速さから仕掛けやすいスカーフ型で採用することにしました。

カプ・レヒレの苦手な鋼や電気に対してドサイドンが非常にマッチしていたため、この2体をセットで選出できる周りのポケモンを探すことにしました。草への打点と霊耐性を持つガオガエン、数値でゴリ押してくる水に対してチョッキクワガノンが対策として該当するかなと感じ採用。

正直上記の4体だけで参加する予定でしたがとりあえず6体揃えておくかの精神で、選出誘導に利用できそうなナットレイバルジーナを添え構築完成としました。

個体詳細

カプ・レヒレ

145-x-136(4)-161(252+)-150-137(252)

S:スカーフ込みで準速フェローチェ抜き

あらゆる盤面から出せるようにトリックちょうはつ両採用。構築全体で格闘を呼びやすいため周りで削ってムーンフォースで回収する動きが強かったです。

反面スイーパーとして起用したい試合ではHP管理が難しく、もう少し数値受けできるポケモンで周りを固めておくべきでした。

選出回数14/15

ドサイドン

207(132)-192(116+)-151(4)-x-107(252)-61(4)

HD:C189トゲキッスの珠ダイフェアリー確定耐え

Twitterフォロワーの力を借りて大会直前に進化できた個体です。ありがとうございます。輝石サイドンで行くところでした。

相手視点だと初手が読みづらそうな構築なのでつるぎのまいでアドを取りにいくことにしました。ダイマ依存の起用が得意ではないためがんせきほうorストーンエッジではなくロックブラストを採用しています。

実際に起用してみて感じたのは等倍相手にゴリ押しするにはもう少しAが必要なのと、不意のダイソウゲンに弱すぎる点が気になりました。

選出回数10/15

ガオガエン

202(252)-157(60+)-133(180)-x-111(4)-82(12)

HB:A205ドリュウズのじしんを高乱数(83%)耐え

S:無振り60族抜き抜き

上記2体の場持ちを良くするために採用。基本はすてゼリフを撃ち続け、得意な相手にはビルドフレドラを押します。パッチラゴンのダイマターンを枯らせるぐらい耐久に振ったおかげで楽にゲームメイク出来ました。ダブルバトルでの感触そのままに起用できるポケモンには安心感があります。

選出回数9/15

クワガノン

183(244)-x-110-216(252+)-97(12)-63

今回の諸説ポケモン。型の豊富なテッカグヤを見るためにチョッキでの採用でしたが、ダイウォールを使えない時点でかなり弱く感じました。何より適当に特殊水を押してるだけでそこそこ削れるため役割対象に突破される本末転倒っぷり。こらえるイバン型のほうが良かったです。

選出回数7/15

ナットレイ

181(252)-114-200(244+)-x-136-42(12)

数合わせとして参加。どうしても起用せざるを得ない試合で大体勝利をもぎ取ってくる姿に戦慄しました。草に強い草をイメージした型で、やや汎用性を落としつつも構築には噛み合っていたと思います。

思惑通り選出画面の圧力で炎や格闘を呼んでくれましたが、ついでに採用されているダイロックも呼んでしまうためもう少し岩耐性が欲しかったです。

選出回数4/15

バルジーナ

217(252)-x-172(252+)-x-115-101(4)

数合わせその2。過去参加した剣盾の仲間大会で活躍させることが出来なかったため優先的に採用しました。ナットレイの項で触れたように格闘のついでにダイロックを呼んでしまう悲しい鳥です。でも唯一選出した試合では無双しました。

選出回数1/15

終わりに

戦績 7勝8敗 68位/120 レート1481

剣盾を購入したのは去年の10月頃で対戦環境もGSダブルしか知らない状態のままSV発売を迎えた身としては、知らないポケモンの型に翻弄され続ける新鮮さを噛みしめることが出来る大会でした。マホイップの種族値とか1つも知りませんからね。

 

大会主催者と対戦したらカレーの証ヤクデを頂けるそうで、無事交換してもらいました。ヤクデが配布される仲間大会って今後目にすることなさそうですよね。

嬉しい。