常守です。DLC前編の配信により環境も変化したこのタイミングで仲間大会に参加してきました。当ブログで初投稿した記事の続編にあたる大会です。
レギュレーション
構築経緯
統一ルールは参加するにあたって1番無難そうなタイプ統一を選択。例によってルーレットで導き出された電気統一に決定しました。
このタイプに対する雑感として…
- 補完として飛行複合を入れたいのに苦手な地面タイプが軒並みステルスロックを使用できる→ステルスロックの影響が少ない並びor阻止する手段を用意する必要がある。
- 基本的に耐久の数値が並→テラスタイプは受け寄りで役割破壊テラバーストの採用が多くなる。
- 構築の大部分を準伝とパラドックスポケモンに頼りがち→制限ルール下での選択が最重要。
上記3つを意識した結果、素早さ操作と対面操作で抜きエースを降臨させる展開戦術が最も適していると考えました。
その条件に合致すると考えたのがクワガノン、ダイノーズ、そしてテツノイバラです。以下個体詳細に続きます。
個体詳細
クワガノン
182(236)-x-116(44)-205(172+)-98(20)-68(36)
HB:A200ウーラオスの水テラス水流連打耐え
HD:C187ハバタクカミのメガネムーンフォース耐え
S:無振りカバルドン抜き
テツノイバラやパーモットの微妙な素早さを補助する構築の要です。持ち物は怯みとCダウンを回避するため隠密マント。初手クワガノン+クッション+テツノイバラを基本選出としつつ、後発からアタッカーとして選出することもありました。その場合はねばねばネットが想定されにくいためよく通ります。
エナジーボールやマッドショット等の見えないサブウェポンを警戒されやすいこと、クローズシート最強技の身代わりを拒否する一致技があることにかなりの強さを感じました。今大会のMVPです。
テツノイバラ
179(28)-204(252+)-131(4)-x-105(4)-120(220)
S:S-1最速オーガポン抜き抜き
構築のエースで制限枠。弱点をカバーしつつ通りの良い飛行打点を押せるよう飛行テラスで採用しました。基本的にこのポケモンへテラス権を渡せるようプレイングします。構築全体で1番納得がいく型でした。
大体腐らなくて、技が強くて、数値が弱いです。本当に大事なところで全てが足りませんでした。何なんだこのポケモンは。
ハラバリー
215(244)-x-124(100)-157(156+)-104(4)-66(4)
C:無振り連撃ウーラオスを放電で確定1発
特殊受け用のクッションとテラス無しで水打点が使える点を評価して採用しました。ですがご覧のように特性ミスをしています。しかも身代わりガブリアスの前で濁流2連外しを決める。当然活躍ゼロです。
パーモット
145-150(252)-91(4)-x-80-172(252+)
冷凍パンチが本体の物理アタッカー。パーモットのおかげでテツノイバラからワイルドボルトを抜くことが出来ます。ありがとう。絶対に呼ぶ草と地面を適当に小突いて裏に繋ぐ役が殆どでした。
ウォッシュロトム
157(252)-x-140(4+)-125-127-138(252)
S:パオジアンついでに最速テツノツツミ抜き
ハラバリーがアレなので構築における全てのクッション役を担ってもらいました。初手に投げるとこだわりトリックを警戒されやすいので基本後発から展開。
鈍足かつアンコールを呼ぶ展開役の前で積み技を押されやすいと考えイカサマを採用しました。完璧に決まりはしなかったものの想定した場面へ持っていけたのは良い調整だったと思います。
ダイノーズ
167(252)-x-188(44+)-95-197(212)-40
HB:A189オーガポンの地団駄耐え
S:最遅
雷の石で進化する電気タイプのポケモンで、絶対特性ミスしてはいけない枠。自慢げに書かれた耐久調整が失笑を誘います。
持ち物は絶対ステルスロックを決めるためメンタルハーブ。ステルスロック後に後攻ボルトチェンジ→再度クッションとして繰り出すことで、少しでもロトムの負担を減らすよう心掛けました。一致パワージェムでそこそこ火力貢献できる点も○。
前提条件が最悪ですがこのポケモンで取った試合があるのも事実です。
終わりに
6勝9敗 94位/126 レート1463.904
厳しいだろうなと思って臨んだら本当に厳しい戦績になりました。とにかく制限枠1体のレギュレーションがきつかったです。タイプ統一で参加した大会はこれで5回目ですが、間違いなく電気統一は茨の道でした。
過去の大会に比べるとタマゴグループ統一が多かったように思います。確かに異物枠は考えやすそうです。陸上統一とかは裾野が広くて楽しそう。